こんにちは、とし(@tyobory)です。
大学編入試験を受けるにあたって、必ず作成しなければいけないのが「志望理由書」です。
編入受験生「志望理由書は書いた!でも、本当にこれで大丈夫なのか…」
編入受験生「志望理由書そのもの自体、手が付けられない…」
編入予備校に通っている学生ならまだしも、独学で勉強している学生は志望理由書の添削をどうするかという問題がありますよね。
最低限、1回は志望理由書を誰かに添削してもらわないと、本当に正しい文章を書けているか自分でも気づきません。
本記事では、大学編入の志望理由書の添削手段について掘り下げていきます。
【大学編入】志望理由書の添削はどうする?【編入予備校の添削費用を比較】
編入予備校の志望理由書の添削コース。
志望理由書の添削:予備校のサービスを比較
志望理由書の添削サービスがある大学編入予備校は、主に次の5校です。
調査した結果、京都中央ゼミナールとECC編入学院は初めから対象外とします。理由は以下です。
京都中央ゼミナールは、志望理由書のサービスはありますが、学費を一切載せてない時点で論外です。ECC編入学院は、志望理由書のみのコースがない(1科目受講だと合計45000円)
正直、チェックして良く分からないサイトは信頼に足りないので、さっくり除外します。$\\$
中央ゼミナールの志望理由書の添削サービス
中央ゼミナールで、志望理由書の添削のみを考えた場合、2通りの手段があります。
1.受験アシストコース(通信も含む)
2.講習で志望理由書の添削指導を受ける
中ゼミの場合、受験アシストコース(志望理由書対策コース)は約10万円かかります。
一方、(冬期)講習では、「個別過去問添削講座(2万円)」の中で、過去問添削を受ける代わりに、志望理由書の添削を受けることができます(たぶん、2019年度からのサービス)。
相談会に参加すれば入学金免除なので、志望理由書の添削を2万円(45分×4回)で受講できます。
私は中ゼミに通い働いていましたが、指導の質は全く問題ありませんので、ご安心ください。$\\$
大学進学センターの志望理由書の添削サービス
大学進学センターは通信添削講座がメインで、志望理由書の添削サービスは次のようになります。
- 志望理由書添削(2回添削コース):13,650円
- 志望理由書添削(3回添削コース):19,950円
講座概要
志望理由書は「この大学・この学部でどうしても学びたい」という印象を与えることが重要です。文章・内容をチェックし、的確で具体的な添削指導とアドバイスを行います。ガイダンス編では、日本語文章の具体的な事例を元に学習します。受講生には、「ガイダンス・ケーススタディ6例」を差し上げます。
正直、この講座内容をみて、「あ、ダメかな」と思いました。
志望理由書に「どうしても」とか、熱意は必要ないです。詳しくは下記記事をご参考ください。
それでも、編入予備校の中で、大学進学センターが志望理由書対策として最安値なので、指導の詳細は分かりませんが、覚えていて損はないです。$\\$
四谷ゼミナールの志望理由書の添削サービス
編入予備校として、最後は四谷ゼミナールです。以下、志望理由書添削サービスの概要です。
通学:入学金(3万円)+諸経費(1.8万円)+1講座(2.8万円)=7.6万円(110分×4コマ)
通信:小論文コースの受講者は、志望理由書の添削2回まで(1講座4.8万円)
通学は月謝制なので、毎月2.8万円かかります(月謝2か月分納入のため、約10万円となる)。通信で志望理由書の添削を受ける場合、1講座受講する必要があります(ただし2回まで)。
以上、編入予備校の志望理由書コースの比較です。
【大学編入】志望理由書の添削手段【方法は4通り】
予備校以外の方法を知る。
添削手段①:予備校で添削指導を受ける
編入予備校の場合、指導料が高額になるため、志望理由書コースのみの入学はおすすめしません。
ただ、背に腹は代えられない場合もあるので、いっそのこと入学して志望理由書の添削を受けるのはありです。
特に、中ゼミの冬期講習や大学進学センターの通信添削は2万円前後で指導が受けられるため、これくらいならって感じです。
ここで言えるのは、都内の方は中ゼミの(冬期)講習で志望理由書の添削を受けるのがお得です。$\\$
添削手段②:大学教員に志望理由書の添削指導してもらう
一番クオリティが高いのは、現在所属している大学の大学教員に添削してもらうことです。ただし、かなりハードルは高めです。
普通なら、何事かと思うけど、大学教授は研究で飯を食っているので、真面目な学問の話なら無下にしないはずです。
そのため、相談できる教授がいれば、必ず相談しに行くべきです。Fランクの大学でも、大学教授はそれなりの経験を積んだ人がなっているので、予備校よりも信頼できます。$\\$
添削手段③:SNS(Twitter)で合格者を探して、志望理由書をみてもらう
大学編入の情報はツイッター上で情報共有され、受験生と合格者とつなぐツールとなっています。
苦労したせいか、編入合格者はギブの精神があり、かなり親切に対応してくれます。
ただ残念なことに、最近情報クレクレ人間があまりにも多く、初めは親切に質問を受け付けていても、嫌になって止めてしまうケースが増えています。自分もSNSを一度畳んでいます。
なので、やり方次第ですが、現状あまりおすすめできない方法の一つです。$\\$
添削手段④:スキルマーケット「ココナラ」で志望理由書の添削指導を受ける
最近発見したのですが、スキルマーケット「ココナラ」で大学編入のの添削募集が結構ありました。
「ココナラ」:知識やスキルが売れるオンラインマーケット
正直、この情報を知っている人はほんとに少数だと思います。
そして、「ココナラ」をおすすめする理由は3つあります。
1.出品者(募集者)は各専門分野に特化しているため、志望分野別に探すことができる
2.専門知識として出品するくらいなので、ある程度指導に自信のある人が出品している
3.予備校のように仲介がないため、志望理由書の添削料は最大でも1万円と安い
以下、一例です。
経済・経営系:元国立大学の准教授が添削指導(大学・大学院進学センターさん)
⇒「大学編入・大学院の志望理由書、研究計画書添削します」
慶大、津田塾大実績有!企業人事の目で入学後も見据えアドバイス(Seep_62さん)
⇒「大学院入試・大学編入試験の志願書類添削いたします 」
理系:志望理由書の救世主。理学博士が添削指導(生きもの科学研究所さん)
⇒「大学編入の志望理由書・自己推薦書の添削します」
この他にも、大学編入の小論文添削や受験相談などまだたくさんあります。
「大学編入」と検索するだけで、104件ヒットしました(2019/11/27付け)。
サービスを使うかどうかは別として、一度「大学編入」で検索してみることおすすめします。
おわりに:大学編入は情報戦です
これまで大学編入をするとしたら、一般的に予備校に通うのが普通でした。
今は、志望理由書一つとっても、ネット上にはたくさんの選択肢が転がっています。
「ココナラ」のような、スキルマーケットのサービスを活用してもよいかと思います。
以上、大学編入の志望理由の添削手段でした。
編入希望の方はこちら 【編入】独学で経済学部の編入試験に合格する方法【ロードマップ】
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