>>Twitterはこちら
スポンサードリンク

【特修生制度】中卒から専門学校・大学に進学する方法【手段は主に2つ】

大学受験一般
この記事は約6分で読めます。
スポンサードリンク

こんにちは、とし(@tyobory)です。

高校を中退して、「中卒だけど専門学校や大卒になれないかな」と考える人がいると思います。

過去に、私は通信大学に在籍していて、制度を色々調べていた時期がありました。

そんな悩みにお答えします。結論から言うと、主な手段は2通りです。

  • 高卒認定を受ける
  • 特修生として通信制大学に入学する

通信高校に入学する選択肢もありますが、3年かかるため、ここでは除外しています。
中卒の方で一番気にされるのは、学歴欄で「高卒」がないことだと思います。

 実は、中卒からそのまま大学進学というルートは、確かに存在しています。

本記事では、中卒から大学進学する良い方法を考えていきます!

スポンサードリンク

中卒から専門学校や大学に進学する方法:高卒認定

 

一番のメジャーは高卒認定制度

専門学校や大学に進学しよう!と考えたときに、一番最初に思い浮かぶのが「高卒認定制度」だと思います。

  • 高卒認定制度:正式には「 高等学校卒業程度認定試験 」です。
  • 詳しくは、文科省HP(こちら

高卒認定は、高校卒業程度の学力を「科目試験」を通じてを認定しよう!という制度です。
※ただし、「高卒の資格」がもらえる制度ではありません。

あくまで、専門学校や大学受験を希望する人に「受験資格」が与えられる制度です。
高卒認定に合格したとしても、最終学歴が中卒であることに変わりはありません…

ただ高卒認定試験に合格すると、自由に大学受験できる資格が得られるので、できれば高卒認定を目指した方が良いです。

以下、高卒認定制度の概要を確認していきます。

高卒認定制度を知る

高卒認定を得るには、本来高校で学ぶ科目を勉強して、試験合格する必要があります。

国語:国語(必修)

語学:英語(必修)

数学:数学(必修)

地理歴史:世界史A、世界史B(どちらか1科目)

    :地理A、地理B、日本史A、日本史B(この中から1科目)

公民:現代社会、倫理、政治経済

  (現代社会1科目、もしくは倫理と政治経済の2科目)

理科:「科学と人間生活」の1科目+生物・物理・化学・地学のうち1科目

  :または、生物・物理・化学・地学のうち3科目

英数国は必須で、地歴・公民・理科は科目群の中から選択です。
一番少ない人で8科目試験合格できれば、高卒認定が取れます。

  • 高得点は必要なく、100点中40点以上で科目合格できるみたいです

また、途中まで高校に通っていた人は、科目免除も可能なので、想像しているよりもハードルは低い感じです。

結局のところ、自分次第な部分が大きいので、まずは制度を知って「少し勉強をやり直そうかな」と思うことが大事です。

高卒認定の試験対策は、市販テキストでOK

高卒認定の科目試験対策は「市販テキスト」でほぼ大丈夫みたいです。
市販テキストで使うのは、次の二つです。

  • 高卒認定ワークブック
  • 高卒認定4年過去問

このワークブックと過去問は科目数分だけあり、試験の鉄則は「過去問のやり込み」です。

  • 8科目分のワークブックと過去問を買うと3万円ほどになります。簡単に書いちゃってますが、受験勉強する身として、勉強をもう一度やり直すため、相当苦痛かもしれません。

そこで、何か他に良い方法がないかなと探していたところ、見つけた制度が「特修生制度」です。

「特修生制度」を聞いたことがある人の方が少ないと思いますので、以下詳しく掘り下げて解説していきます。

スポンサードリンク

中卒から大学に進学する方法:通信制大学の特修生制度

特修生制度は学歴の裏街道

高卒認定を受けず、通信制大学へ

専門学校や大学受験するには、高卒相当の資格が必要でした。

しかし、通信高校や高卒認定を取らずに、進学できる制度が「通信制大学」にはあります。

それが、通信制大学が独自に行う「特修生制度」です

特修生制度は、高卒認定などを受けずに大学に仮進学できる、言わば「裏ルート」です。

ではなぜ高卒でもないのに、大学に進学できるの?と思われるかもしれません。
もちろん、進学できる背景には必ず裏があります。

「特修生制度」は一体どういう制度なのか、詳しくみていきましょう。

通信制大学の特修生制度とは?

大学受験資格がない人に向けて、通信制大学では「特修生制度」というシステムがあります。

特修生制度とは、通信大学で開講されている科目を履修し、1年以上在籍かつ大学の所定単位*を取得すると、その通信大学の入学受験資格が与えられるシステム**です。
*所定の単位数は約16単位以上
**学費は1年で、だいたい15万円くらいかかります

「特修生」という形でどこかの通信大学で学びますが、あくまで正規入学できるのは、特修生として入った大学のみとなります。

1年間特修生となるため、合計5年間大学に在籍することになりますが、特修生で取得した単位は正規に認められるため、入学後に取り損ということはありません。

特修生制度がある通信大学について、下記から資料請求できます(日大は特修生なし)。


通信大学の資料請求はこちらから

この他に、東京通信大学があり、その特修生制度は「@campus」に登録すると確認ができます。

高校を辞めてしまったから、人生のレールを戻すことは無理!と思っている人がいるかもしれません。意外と知らないだけで、結構日本には学問を受けるセーフティーネットが整っていますよ!

以上、通信高校を卒業しなくても、高認に合格しなくても、大学に通う方法は実は存在するのです。

まとめ:結局のところ、日本も学歴社会

通信制大学に入学する学生の多くは、大卒の資格を求めて入学する人が多いです。

もちろん、仕事ができる人・高年収の人が、全員高学歴であるわけではありません。
中卒・高卒・専門卒の人でも、上をみればいくらでもいます。

しかし、統計的に見ると、中卒と大卒の差で、生涯年収が1億円近く変わります。

ぶっちゃけ、今大学生の一日の勉強時間は1時間も満たない状況で、学生生活の4年間でかなり退化します。それでも、差が生まれるのは、学生時代に勉強した貯金があるからです。

少し長い計画になりますが、4~5年くらいコツコツ目標を決めて勉強していくと、意外と逆転できる芽は残されています。

それに気づかない人、気づいても行動に移さない人も多いので、記事を読んでくださった方には是非勉学に励んでもらいたいと思っています。

以上です、参考になった方は応援よろしくお願いいたします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました