こんにちは、としです。
高卒認定試験の試験対策では、英語は必須科目となっております。
でも、英語ってどうやってできるようになるの?
高認試験に向けて、どういう勉強をしていけばよいか分からないという人がいると思います。
そんな悩みにお答えします。ポイントは3つです。
・中学英語から勉強する
・英語の単元別に勉強する
・徹底的に過去問対策する
今回ご紹介するのは、英語学習を丁寧にやりたい人向けです。
(参考書は10冊以上)
ですから、そんな英語に時間をとれないという人は、以下の参考書・勉強が王道です。
省エネ受験をするなら、高卒認定用のワークブック→過去問が王道です(これが最低限)。
また、補完で勉強するなら圧倒的に「スタディサプリ」が安くて、重宝されます。
(全部の科目受講できて、月2000円以下なので、テキストを買うよりはるかにお得です)
最後に、面白いほどとれるシリーズです。高卒認定試験は、共通テスト試験と形式がほぼ同じなので、全科目で役に立ちます(高認よりも若干難しいですが…)。
以下、高卒認定試験の「英語」について、勉強法とおすすめの参考書(レベル別対策)をご紹介していきます。
【高卒認定試験】英語の勉強法について(ポイントは中学英語)
Re:ゼロから始める中学英語
【高認】英語の勉強は、中学英語から始める
基本的な勉強のスタンスは、中学レベルから始めることです。
分からなくなったところまで、さかのぼって勉強し直すことが鉄則です。
過去をたどれば、勉強ができなくなった時期の大半は「中学・高校時代」だと思います。
私も大学を再受験するときに、英語を教えて頂いた塾講師が東大出身者で、本当に中1レベルから英語をやり直しさせられました(大学生の時)。
英語は、大学受験レベルでも「中学英語」がベースになるため、基礎ができていないと全く成績が伸びません。
高認のレベルは、高1~高2程度の内容で、基本的な内容がメインです
⇒中学英語がきっちりマスターできれば、かなり合格に近づきます
つまり、中学レベルを完璧にして、高1~高2向け参考書をこなせば、十分合格できます。
どの科目でも当てはまりますが、まずは「中学レベル」の内容を理解しているか確認しましょう。
【高認】中学英語から勉強する理由【理由は5文型】
すべての基礎は「5文型と中学英語」にあります。理由は以下の2つです。
1.すべての英文は、5つの文型(5文型)から成り立っている
2.「中学英語」は英文が易しく、5文型を理解するのに適している
どんな難しい英文でも、英語の型である「5文型」から成り立っており、「中学英語」では簡単な英文からスタートしています。
しかし、この5文型を理解せず、英語の勉強をどんどん進めてしまうと、テクニックで多少点数が取れても、間違いなく成績は伸び悩みます。
そのため、「中学英語」で「5文型」を意識しながら勉強し基礎を固めることが、のちのち英語の力を爆発的に向上させる要素となります。
中学英語の勉強で大切なこと【ポイントは2つ】
中学英語の勉強で大切なことは次の二つです。
1.毎日必ず勉強する
2.中学英語で出る単語・文法はすべて覚える
当たり前なことですが、1日やらないだけでも相当感覚が鈍ります。また、中学英語ってそこまで分量は多くないので、短期的かつ集中的に勉強した方が効率良いです。
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勉強において魔法とかはないので、基礎を継続してコツコツ積み上げることが大事ですね。
【高認】英語勉強のスケジュールとおすすめの参考書(レベル別)
対策期間は半年ほどです。
中学英語の学習スケジュール【目安は2ヶ月】
中学英語は約2ヶ月ほどで、中3までの範囲を終わらせることができます。
英語の勉強スケジュールは次の通りです。
中1英語 | 1週間 |
中2英語 | 2週間 |
中3英語 | 3週間 |
中1~中3総復習 | 10日 |
私が予備校で勉強したとき、中学英語の参考書を4冊やり、そこから高校レベルの英語に移りました。
以下、中学英語の参考書をご紹介します。
中学英語のオススメ参考書【1ヵ月半で終わらせる】
中1から中3の英語テキストを進めていきます。
中2英語・・・『中2英語をひとつひとつわかりやすく』(目安2週間)
中3英語・・・『中3英語をひとつひとつわかりやすく』(目安3週間)
中1~中3の総復習テキスト・・・『中学英語をひとつひとつわかりやすく』
東進の大岩先生『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』
スタサプの肘井先生『ゼロから英文法が面白いほどわかる本』
私が勉強したときは『これで分かる中学英語』でしたが、ご紹介した参考書はYoutube動画が上がっているので、こちらをおすすめします。
S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)による5文型、名詞・形容詞・副詞などの、各要素を理解し、5文型をもとに構造通り訳します。
こんな感じで英語の全文構造を書きます。この辺りの内容を押さえたい人は、大岩先生や肘井先生の参考書に詳しく書いてあります。
かなり時間はかかりますが、私はこの方法で英語参考書をすべて全訳していき、読解力は相当付いたので、一応ご参考まで…。
中学英語レベルから高校基礎レベル【だいたい2ヶ月】
参考書は高校レベルにステップアップしますが、どの参考書も英文の全訳で問題ありません。
この段階で使った参考書は以下となります。
英文法 ・・・『東進の英文法レベル別問題集①~③』『即ゼミ11』
構文 ・・・『英語構文必修101』
英文和訳・・・『英文和訳演習 入門・基礎』
⇒構文・和訳は『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』
どの参考書も、分量自体は少ないので、何だかんだサクッと進められます。
一番良かった参考書は『基本はここだ』です。英語を自然な感覚で読むスキルが身につきます。
英文法は、東進のレベル別問題集がとても薄く、挫折しにくいのでオススメです。
この2つはおすすめなので、是非やって頂きたいです。
正直見ての通り、冊数がかなり多いので、構文や英文和訳は次の一冊に変えても大丈夫です。
英文法と書いてありますが、英文読解の本なので、これで英文が一通り読めるようになると思います。
高認試験対策―英語の対策は、共通テスト向けの参考書
最後に、高認の試験対策です。これは過去問になります。
本当は中学・高校レベルの基礎を固めて、過去問に取り組むのが理想です。
高認の英語は、大学受験の共通テスト(センター試験)と形式が一緒なので、共通テスト関連の英語参考書は使えると思います。
面白いほど取れるシリーズは、全科目使えますので、迷ったらこのシリーズを検索してみると良いです。
こうやって英語の勉強をみていくと、ワークブック⇒過去問のみだと結構不安なので、基礎から勉強してもいいかなと感じました。
【補足】単語・熟語・文法について
補足ですが、上記に加えて、おそらく単語・熟語・文法だけで6冊~7冊以上使っているので、どれかのシリーズを基礎編からこなせば良いと思います。
文法も他にたくさん使いましたが、出版されているテキストも多いので、高校で指定される『Nexs Stage』だけご紹介します。
参考書を上げだすとキリがないので、以上となります。
おわりに:最初は分からないことだらけで辛いけど、まずは手を動かそう
私も最初は全然できませんでしたが、中1のテキストから英文を全訳し、おそらくこの倍以上の参考書をこなしています。
英語だけでも20冊以上使っていましたので、費用面から見ても「スタディサプリ」が一番安上がりというのが結論です。
お金がかけられない、掛けたくない人は、ワークブック、過去問、スタサプの組み合わせが一択です。
高認試験の問題を見た感じでは、ここまでやれば、7~8割は余裕でとれると思うので、まずは中学レベルの参考書を手に取ってみてはいかがでしょうか。
以上となります。参考になった方は応援もよろしくお願いします!
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