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大学編入試験とは【ワンランク上の大学に進学する試験です】

大学編入
この記事は約7分で読めます。
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こんにちは、とし(@tyobory)です。

ブログ更新24日目の記事となります。

人には様々なコンプレックスがあると思います。

その中でも、大学生が一番感じるのは学歴コンプレックスだと思います。

というのは、東大・京大や早慶上智など、大学の難易度でカテゴリーに分けら、G-MARCH・関関同立以上の大学に進学できる学生は2割くらいとされています。

一方で、残りの8割はそれ以下の大学に在籍するため、社会で働く前の段階で、学歴格差やヒエラルキーの固定化を目の当たりにすることになります

このように、学歴を変えるチャンスがあればと思ったとき、使えるのがこの大学編入であったり、大学院入試であります。

本日、このようなツイートをしました。


大学編入って一般入試と違い、マイナーな試験のため、情報がほとんど落ちていません(最近はさまざまなサイトができましたが…)。

とし
とし

そこで、本記事では、編入試験について深堀りしたいと思います。

 

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大学編入とは【一つ一つ丁寧に解説します】

まずは敵を知る。

そもそも大学編入って何?


ざっくり言うと、大学編入は、大学2年生もしくは3年生に進級するとき、別の大学に進学することを言います。

要は、今在籍中の大学や所属している学部のカテゴリーをチェンジする試験


たいていの場合、今在籍している大学よりも良い大学に進学したい!という、いわゆる学歴コンプレックスを引きずって編入試験を受けるパターンが多いです。

成功すれば学歴コンプレックスもなくなりますし、就職活動を考えたとき、学歴フィルターの心配をする必要もなくなります。

ある種、夢のような試験です

大学編入を目指す人の類型【基本4パターン】


基本的に、以下の4パターンです

パターン①:四年制大学→四年制大学

たいていの場合、このパターンだと思います。
現在四年制大学にいて別の大学に移りたい、学部を変えたいなどの理由で、大学編入を目指すパターンです。

パターン②:短大→四年制大学

これは女の子に多いパターンですが、二年制の短大に進学して、そのまま就職するか、四年制大学に移って進学するかのパターンです。

ただし、最近では大学側が短大の運営を止めており、このパターンは将来ほぼ無くなると思います。

パターン③:専門学校→四年制大学

高校から専門学校へ進学するパターンは、たいてい大学受験を考えていない層で、大学に行くより専門的な知識を身につけたいと考えた層だと思います。

ただ、現実問題として就職で不利になる可能性が高いため、大学編入で四年制大学に移るパターンです。このほかに、専門学校の中でも大学編入科がある学校や、特に多いのは語学系の専門学校から編入を目指す層が増えています。

パターン④:高専→四年制大学

高専は高校自体五年制のため、3年次編入を目指すことになります。高専の場合、工学系が多く、別枠で編入試験が実施されています。なので、文系・理系・高専生という形で、編入試験は分かれていきます。

受験生のパターンはこんな感じです。

大学編入ができる大学【大学によって受験要件が変わります】


ざっくり言うと、例外はありますが、基本的に東大・一橋・早慶以外のほとんどの大学で実施しています。

たいていの場合、京都大学が編入の中でも最難関校になります


ただし、大学によって在籍している学校によって受験できる人とできない人が出てきます。

そこで不利になるのが専門学校生です。正直、受験できない大学がちょこちょこあります

それでも、普通に国立大学は複数個受けられるので、ほとんど問題ありません!


四大生、短大生、高専生は単位を取っていればほぼ受けられます。

大学編入できる学部【学部変更は単位に注意】


文系の場合、法学部(法律・政治)・経済学部(経済・経営)・社会学部(社会学や心理学)・文学部(日文・英文)がメインだと思います。

理系の場合、医学部を除いて、理学部・工学部・看護学部などのこの辺りがメインになります。

ここで注意すべきことがあります。

基本的に2年次編入なら32単位、3年次編入なら62単位取得した上で受験することになりますが、ハッキリ言って全部の単位が認められることはありません。


ましてや、学部変更すると、大幅に減らされる可能性もあります。

私が知っているケースでは、編入後に卒業まで100単位以上取らなければいけない学生もいました

最近では、62単位一括認定のケースは稀になり、1科目ずつ個別認定のケースが増えてます。

このように、編入後も考えた上で受験するかしないかを考える必要があります

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大学編入とは、ワンランク上に行くための受験です


ハードモードにするかは自分次第。

大学編入の難易度は?【結論、一般入試より易しい】


ハッキリ言って、一般入試よりも易しいです
理由は2つあります。

1.国公立大学の受験でも、英語と専門論文の最低2科目で受けられる国立もあり
2.ライバルが少ない。倍率的に地方国公立は穴場。


正直言って、日東駒専レベルに受からない人は、何も勉強していない人。

逆に勉強すれば、必ず最低日東駒専レベルの学歴は得られます

MARCHレベルの大学に受かる人は、地方国立も普通に合格できます。


むしろ都内の有名私大落ちて、地方国公立受かるパターンを何度も見てきました

編入試験って敬遠されますが、地方国公立大学とか結構ザルです

編入試験のメリット


メリット3つです。

1.大学受験で必要な勉強量以下で、ワンランク上の大学に行くことが可能。
2.友人関係が変わり、レベルの高い人と人脈ができる
3.生涯年収が1億円変わる


編入試験を受けるのは3番のためです。深掘りします。

生涯年収1億円変わる【これが受験のインセンティブです】


何で大学編入するのかって言ったら、このためだけと言っても過言はありません。

現在の平均年収の中央値は350万円といわれます。


難関大学を出た人の平均年収はいくらでしょうか。
その他、ワンランク上の大学の平均年収はいくらか。

例えば、難関大(旧帝大)なら650万円くらい、日大でも470万円が全体の平均です。

偏差値10上がるごとに、年収は100万円変わります。以下の記事合わせてご覧ください。

このような観点から見れば、予備校に通うくらい安いものと言えるかもしれません(ちなみに、私は予備校に通えるならどこでも良いので通った方が良い派)。

大学編入のデメリット


大学編入のデメリットは3つです。

1.試験対策が難しい。予備校の学費も馬鹿にならない。
2.大学1年生や2年生の時間を犠牲にして、受験勉強する。
3.必ず受かる保証はない。不確実性が高い試験です。


やはり、受験するのに余分にお金がかかるし、大学の友人が遊んでいる中で勉強しなれければなりません。

そして、試験内容もブラックボックスで定員枠も少ないことも、デメリットとして挙げられます。

終わりに:結局は自己責任


結局、するかしないかは自己責任です。合格しなかったものや途中であきらめた人を多く見てきました。私は塾で働いていましたが、先生への批判等はほとんどありませんでした。

それは回りに合格している人がいて、かつ自分自身の勉強量が足りなかったことを自覚しているからです。最後は何が何でも受かるという馬力が必要で、この根性的な何かは社会に出ても役立つと思っています

学歴を変える試験って、一般入試・大学編入試験・大学院入試の3つです。

私はこの記事を見て下さっている誰もが良い進路を歩むことを願っています!

 

とし
とし

ではでは、次もよろしくねー!

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