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【AO・推薦入試】志望理由書の書き方(4つのステップで解説)

全て
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こんにちは、とし(@tyobory)です。

近年、大学入試の傾向として、およそ6割の学生がAO入試や推薦入試を活用しています。

AO入試や推薦入試での科目は、「志望理由書・小論文・面接」だと思います。

その中でも、一番はじめに対策しなければいけないのが「志望理由書」です。

 AO入試の受験生A
いきなり800字で書きなさいと言われても、何を書けばいいか分からない

 推薦入試の受験生B
志望理由書の文字が埋まらない…

私は大学編入予備校で9年間ほど志望理由書や面接の指導をし、大学側が志望理由書で何を求めているのかある程度熟知しております(つもりです)。

本記事では、前半に志望理由書がどういうものであるか確認し、後半に志望理由書の書き方を4つのステップで解説していきます。

いくぜ!

思いよ届け。

志望理由書は、「大学へのラブレター」である

ちょっとロマンティックに書いてしまいました、すいません。
でも、あながちウソではありません。

その志望理由書を読むのは、大学の事務員ではありません。大学教授が必ず読みます。

その先生方が、志望理由書を読み、ストレスにならない文章を書かなければなりません。

では、どういう文章が大学の先生に好まれるのか。

それは、客観的で論理的な文章です。

志望理由書は、上から下まで論理的に内容が一貫しているかどうか、チェックされます。

よくありがちですが、「○○大学が好きで志望しました」という人がいますが、「好き」という主観的な言葉には、「なぜ」って必ず突っ込みが入ります。その時点でアウトです。

志望理由書は、「なぜ本学を志望するのですか?」という問いに対して、

はじめ

私は〇〇のため、志望する。

 

内容
理由(きっかけ、なぜなら等)

 

おわり
以上により、私は貴学〇〇学部〇〇学科を志望する

こんな感じで、自分自身がその大学を志望する因果関係を説明することにあります。

具体的には、「将来のビジョンを提示して、その目標のために貴学での学びが必要です
現代の言葉で言うなら、「自分の将来のビジョンに共感してもらう」という感じです。

これらを客観的かつ論理的に文章で説明することが、志望理由書では求められています。

そのため、論理的な文章を書くためには「論理的思考」が必要で、その点について少し掘り下げていきます。

論理的思考を身につける(ロジカルシンキング)

論理的思考は、志望理由書だけでなく、小論文や面接ですべての科目で役に立ちます。

私が論理的思考を身につけるために使った本は、就活本の『ロジカル面接術』ですが、以下の3冊をご紹介します。

①:伝わるシンプル文章術(クイズ形式で学べます)
②:書かずに文章が上手くなるトレーニング(文章が書けない人向け)
③:マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング

論理的思考で大事なのは、「なぜなぜ」を身につけることです。

ロジカルシンキングの本は堅苦しい本が多いので、読んで挫折してしまいます。
上記3冊は、クイズ形式やマンガで、かなりとっつきやすいのでおすすめです!

この「なぜなぜ」は企業でも使われてますので、ちょっとご紹介いたします。

論理的思考は「なぜなぜ」から始まる

大手自動車メーカーのトヨタでは、「なぜなぜ5回」という方針があります。

問題に対して、「なぜ?」を繰り返し、問題の奥底の根本的な原因を追究する

落とし込む回数は一回ではなく、何度も「なぜ?」を繰り返し、真の原因を探ります。

例えば、「今日、学校に遅刻した」とします。

1回目のなぜ:電車に乗り遅れたから(なぜ、電車に乗り遅れた?)
2回目のなぜ:寝坊したから(なぜ、寝坊した?)
3回目のなぜ:深夜までゲームをやっていたから(なぜゲームをした?)
4回目のなぜ:勉強が思うようにできなかったから(なぜ、できなかった?)
5回目のなぜ:机の上が散らかっていて集中できなかったから

この「学校に遅刻した」という事象から「机の上を片づけをする」という解決策が導かれます。

AO・推薦入試でも、「なぜなぜ」は面接の場面でかなり使えます。

・なぜ本学を志望したのですか。
・なぜ〇〇学部ですか。
・なぜ〇〇を学びたいのですか。
・なぜ〇〇になりたいのですか。

入試の面接では、志望理由書をもとに、「なぜ・何を・どのように」の質問形式で聞かれます。

志望理由書から「なぜなぜ」をやっておくと、根本的な志望理由が見つけられ、面接の時に言うべきことも定まるので、日々訓練しておくことをオススメします。

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【AO・推薦入試】志望理由書の書き方(4つのステップで解説)

将来のビジョンをプレゼンする。

AO・推薦入試で評価されるポイント(志望理由書・面接)

AO・推薦入試は、人物評価による入試です。進学後は4年間という長い大学生活となるため、受験生は明確なビジョンを語り、先生方を納得させる必要があります。

志望理由書は、将来のストーリーであり、押さえるべきポイントは次の4つです。

1.将来のビジョン(結論)

2.きっかけ(理由、なぜ)

3.志望理由・学習計画(進学して何を学びたいか)

4.卒業後の進路(結論の言い換え、結び)

志望理由書であれ、小論文であれ、文章の全体構成はほぼ一緒です。

主張(結論)→理由→具体例→結論(まとめ)

小論文でのパラグラフの書き方は、こんな感じですね!

さて、大学は研究機関であり、学術を学び、研究するところです。
ですから、どんなことを学びたいのかを掘り下げて書くことが重要となります。

以下、それぞれ詳しく見ていきましょう!

1.将来のビジョン(結論)

文章の構成として、「結論(主張)」を一番最初に書くと非常にわかりやすいです。

例えば、将来のビジョンとして…

将来、ITエンジニアになりたい
将来、メーカーで、〇〇を作りたい
将来、弁護士・医師・看護師になりたい

  • 将来、私は知的財産を守る弁護士として活躍したいと思い、貴学法学部への入学を希望する。
  • 将来、私は看護師になり地域医療に携わりたいと思い、貴学看護学部看護学科を志望する。

将来のビジョンは、自分自身の主張みたいなもので、何をしたいのかを簡潔にまとめます。
弁護士になりたい、看護師になりたいなど、大学の学問に関わることを書きます。

結論から徐々に掘り下げていくと、論理展開がスムーズで綺麗です。

2.きっかけ(理由、なぜ)

将来のビジョンで書いたことには、必ず「理由(きっかけ)」があるハズです。

  • 弁護士になりたい理由(きっかけ)
  • 看護師になりたい理由(きっかけ)

きっかけや体験エピソードがあれば、それに基づきストーリーを書きます。
なければ自分なりのストーリーを考えるしかありません。

例えば、私はアニメやマンガが好きなので、それで書くと…

近年、日本のマンガやアニメ作品は、デジタル技術の発達に伴い、国内外で海賊版として非合法に流通し、権利侵害の事例が多発している。日本のコンテンツ産業は世界に誇れる産業の一つであるが、非合法に流出されることは企業の利益だけでなく、国益を損なうことを意味しています。私は小さい頃からアニメやマンガが好きで、日本のコンテンツ産業がどのように守られるべきか、そして法整備のあり方について、知的財産法や著作権法などの法学的な見地から理解を深めたいと思い、法学部への進学を志した。

こうやって、自分の趣味や好きなことを、学問に結びつけてもOKです。

赤文字:問題提起(問題意識や背景)
青文字:主張・意見
緑文字:理由・きっかけ(将来のビジョンの「なぜ」)

最初に、「知的財産を守る弁護士になりたい」と書いたならば、それに対する「きっかけ」や「ストーリー」が必要になります。

文章をみると、知財や法律のことが触れられているので、はじめからつながっていますよね!

ここまで書けると、志望理由や進学後に学びたいことも、かなり明確になります。

3.志望理由・進学後の学習計画(学びたいこと)

志望理由については、学習計画と一緒に書いた方がまとまりが良いので、志望理由と学習計画についてはセットにしています。

 私が貴学法学部法律学科を志望する理由は2つある。第一に、知的財産法や著作権法など、法律学に関する専門知識を体系的に学ぶことができるからである。大学1・2年次では教養科目を中心にリーガルマインドを養い、大学3・4年次では専門教育課程で著作権法や知的財産法の科目を中心に学びたいと考えている。

 第二に、貴学法学部では、他学部の科目も柔軟に取ることができ、様々な分野の学問を学べることも貴学の魅力の一つである。そのため、他学部履修では経営学部開講のコンテンツビジネス論を履修したいと思っている。また、3年次以降のゼミでは、〇〇先生が知的財産のことを研究しているため、将来は〇〇先生のゼミに入室し、著作権とコンテンツビジネスの保護について研究を行いたいです。

進学後の学習計画は、きっかけの内容に沿って、履修したい科目や今後入りたいゼミについて書けばOKです。

「その大学を志望する理由がない」と考える人がいますが、正直、どの大学でも学べることは大体一緒です。違いを探すほうが逆に大変なので、最悪ありきたりでも良いと考えます。

今回の志望理由は2つでしたが、2つとも最初に掲げた「知的財産を守る弁護士になりたい」という内容から逸脱しないように書くことがポイントです。

志望理由の内容は、学問、課外活動、部活動、大学独自の制度ことなど色々考えられますが…
とにかく、上から下まで内容を一貫し、関連させることが大事です

あっちこっちすると、見栄えが悪くなるので、特にこの段落までは「統一感」を持たせましょう!

4.卒業後の進路(結論の言い換え、結び)

卒業後の進路は「自分がどういうビジョンを持って社会に出ていくか」を大学側にイメージさせます。

卒業後は法科大学院に進学し、弁護士になることを目標としている。大学院修了後は、企業内弁護士として、コンテンツ産業の知財部で知的財産に関わる仕事に就くことが、私の夢である。

弁護士になりたい思ったら、法科大学院か予備試験から司法試験に合格する必要があります。

また、どういう弁護士になりたいのかといえば、テンプレ通りにコンテンツ産業の知財部にいきたいというのが王道だと思います。

以下、上からの内容をつなげた志望理由書です。

 将来、私は知的財産を守る弁護士になりたいと思い、貴学法学部への入学を希望する。
 近年、日本のマンガやアニメ作品は、デジタル技術の発達に伴い、国内外で海賊版として非合法に流通し、権利侵害の事例が多発している。日本のアニメや漫画は世界に誇れる産業の一つであるが、非合法に流出されることは企業の利益だけでなく、国益を損なうことを意味している。私は小さい頃からアニメやマンガが好きで、日本のコンテンツ産業がどのように守られるべきか、そして法整備のあり方について、知的財産法や著作権法などの法学的な見地から理解を深めたいと思い、法学部への進学を志した。
 私が貴学法学部法律学科を志望する理由は2つある。第一に、知的財産法や著作権法など、法律学に関する専門知識を体系的に学ぶことができるからである。大学1・2年次では教養科目を中心にリーガルマインドを養い、大学3・4年次では専門教育課程で著作権法や知的財産法の科目を中心に学びたいと考えている。第二に、貴学法学部では他学部の科目を柔軟に取ることができ、様々な分野の学問を学べることも貴学の魅力の一つである。そのため、他学部履修では経営学部のコンテンツビジネス論を履修したいと思っている。また、3年次以降のゼミでは、〇〇先生が知的財産のことを研究しているため、将来は〇〇先生のゼミに入室し、著作権とコンテンツビジネスの保護について研究を行いたいです。
 卒業後は法科大学院に進学し、弁護士になることを目標としている。大学院修了後は、企業内弁護士として、コンテンツ産業で知的財産に関わる仕事に就くことが、私の夢である。
 以上が貴学法学部法律学科を志望する理由である。

割と適当に書きましたが、これで680文字くらいです。字数があるときは、学びたいことや活動したいことなど、深堀すれば1000字は超えていくと思います。

まとめ:

AO・推薦入試における志望理由書の対策は、小論文や面接で役に立ちます。

志望理由書を構造的に書けるならば、小論文も同じです。

面接は志望理由書をもとに質疑応答されるので、これもまたつながっています。

2021年もコロナで大変ですが、よいキャンパスライフに向けて頑張っていきましょう!

以上、志望理由書の書き方でした。

 

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