こんにちは、とし(@tyobory)です。
編入試験ではほぼ必ずと言っていいほど、英語の試験があります。これまでブログでは、英語についてほとんど触れてきませんでした。
英語の勉強法について、ネット上にはさまざまなサイトに情報が落ちているので、自分がとりわけ記事を書く必要がないなと思っていましたら。
それでも、編入試験に合格したとき、だいたいどれくらい勉強したかを知って頂きたいと思い、本記事では予備校時代の英語の勉強について深掘りしてお伝えしたいと思います。
ワイがゴリマッチョになった理由を伝えるぜ
ゴリウサギさん、どれくらい勉強したか教えてください!
【大学編入】英語の勉強法・オススメの参考書【独学で乗り切る】
私が何を勉強してきたか、振り返る。
予備校での英語の勉強
私は中央ゼミナールに通っていて、編入試験の勉強の中で最も勉強したのが英語です。
色々、中央ゼミナールの5ch(2ch)の過去ログを見れば分かると思いますが、スパルタです。
毎回、授業の最初に小テストがありますが…
2.授業は基本的に延長前提で行われ、3時間4時間当たり前の授業でした。
そして、授業の半分くらいは精神論の話をします。
たいていの学生は、一般入試で落ちた!という状態から予備校に通うことになるので、すでに負け組のメンタルしていて鍛えなおす必要があります。
かくいう私も浪人まで失敗しているので、完全に負け組です。一から鍛えなおされました。
中学英語からのスタート【4月~6月】
最初の授業で実力を測るため、ある小テストが行われます。問題は、和訳問題・文法問題です。それも高校生レベルにも満たない問題。
それでも、ちゃんと解けたのが100人いるうちの1~2人で、慶應と東京学芸大の学生のみでした。
正直、自分が思っている以上に基礎ができていなく、結局中1英語からスタートしました。基本的には、一般入試の英語の参考書を使って対策したので、普通にAmazonで買えます。
目安として
中2英語・・・2週間でやる『中2英語をひとつひとつわかりやすく』
中3英語・・・3週間でやる『中3英語をひとつひとつわかりやすく』
中1~中3の総復習テキスト・・・『中学英語をひとつひとつわかりやすく』
並行して予備校指定の『ターゲット単語1900』です。
私が勉強したときは『これで分かる中学英語』でしたが、こちらの参考書はYoutubeで動画を見ながら勉強することができるため、こちらをおススメします(評価も高い)。
勉強法は愚直なまでの直訳です。つまり、英語の5文型のルール通り訳すだけです。英語の文章は5つの文型から成り、きっちり押さえれば、あとは積み上げ方式でどんどんできるようになります。
S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)による5文型、名詞・形容詞・副詞などの、各要素を理解し、5文型をもとに構造通り訳すことに徹底しました。
異常が、私が勉強した中学レベルの英語参考書です。
高校1年生レベルから大学受験レベル基礎【6月~8月前半】
これ以降は、参考書のレベルが一段一段上がっていくだけで、基本は5文型です。
ここで使った参考書は以下となります。
英文法 ・・・『即ゼミ11』『東進の英文法レベル別問題集①~④』
構文 ・・・『ポイントスタディ基礎英語構文100』
英文和訳・・・『英文和訳演習 入門・基礎』2冊です。
テキストを見て頂ければわかる通り、基礎!基礎!基礎!って感じです。参考書だけ見ても、高校基礎で9冊です(正直、これ以外もやってました)。
一番良かった参考書は『基本はここだ』です。英語の文章を読む感覚が身につけられます。
英文法の参考書は、5文型を意識して、すべての問題全訳しました。これでやっと、大学入試に必要な英語の基礎が固まりました。
【大学編入】大学受験レベルの英語【8月~】
圧倒的に成長を果たす。
4か月基礎を固めて圧倒的成長【伸びしろしかありません】
編入試験のレベルはほとんど大学入試のレベルと一緒です。
なので、編入試験だからといって対策として特別なことはいりません。市販の参考書で十分間に合います。
ここまで基礎を固めてきたおかげで、多少難しい参考書をやっても自分で考える癖がつくようになり、勉強量を積み重ねるだけの期間に突入します。
8月以降は以下の参考書を中心にやりました。ここで使った参考書は以下となります。
英文法 ・・・『UPGRADE(アップグレード)』
長文 ・・・『やっておきたい英語長文300・500・700』
英作文 ・・・『ドラゴン・イングリッシュ』
私はもともと中央大学を志望しており、私立型の長文問題・並べ替え・英作文が必須だったので、こんな感じで参考書をこなしました。
この中で、一番力がついたのは『基礎英文問題精講』です。
人よっては解説が少ないという人がいますが、上から順にこなせば全然問題なくできました。
この参考書をやっていて、これまで勉強してきたことの集大成感が半端なく、『できる!』という感覚を教えてくれました。そして、やればやるほど伸びていく感じ。
その後、長文問題集で『基礎長文問題精講』や『長文問題精講』など色々と長文全訳してましたが、ここでタイムアップとなりました。
受験結果は…
国立(阪大・名古屋・筑波)は落ちて、中央大学と明治大学に合格しました。
理由は簡単で、このとき英語よりも「経済学」が苦手で、国立に受かるだけの学力は一切ありませんでした。
今思えば経済学こそ簡単になりましたが、当時は数学が苦手で全然ダメダメでしたね。
それでも、編入試験のときは、英語を一生懸命やり、その後は経済学を必死に学び、着実に一つ一つできることが増えていきました。
それで、現在は大学院のドクターコースまで進学できたので、結果オーライって感じです。
編入では大逆転合格もありますが、小さな成功の積み重ねが大事
編入試験も結局は試験なので、中々半年くらいで最上位校に合格することは難しいです。
それでも、これからの先の人生の方が長いので、編入試験でも一つ上の大学に進学できた!という成功体験がまずは大事だと考えます。
第一志望に合格することは全てではないということ、一つでも合格して前に進むことが、先の人生で大きな成功をする糧となります。
一歩一歩よりよい人生のために、頑張っていきましょう!
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