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大学編入は大学院まで進学しない限りオススメしない【4つワケ】

大学編入
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こんにちは、とし(@tyobory)です。


大学編入を考えている学生のみなさんは、編入後の将来を考えていますでしょうか。


私は大学編入後、結局大学院まで進学して、結果として人生が良い方向に向かってた気がします。


本日、このようなツイートをしました。


大学編入はオススメできる点もあるし、できない点もあります。

とし
とし

以下、詳しく見ていきましょう!

 

邪念だらけの大学生活。

1.ムダなプライドの充足でしかない


大学編入を目指すだいたいの理由が良い大学に行きたい、という理由です。

昔のわたしもそうでした。名前のある大学に行きたい、そう思っていました。


しかし、学問に関して、どこの大学でも学べるものはあまり変わりません。
これは今なら断言できます。

基本的に大学教員は学生のレベルに合わせて授業をしているだけで、どこの先生も各分野のプロフェッショナルです。


学びを請おうと思えば、いくらでも引き出すことができます

あとは、利用するかしないかの問題です。Fラン大学でも、大学教員は一定水準以上のクオリティ担保されています。

引き出せていないのは、学生自身の能力に問題があるからです。


つまり、大学編入したいというのは、ムダなプライドの充足する手段でしかなく、目的意識がない限りおすすめしません。

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2.精神的にも、時間的にもムダが多い試験


基本的に大学編入試験を受けるとしたら、3年次編入学試験なると思いますが、、、

この場合、最初の1年間は学歴コンプを引きずり、2年目はがっつり編入学の受験勉強をすることになるので、合計2年以上の時間が失われます。


始めの1年間は大学の居心地よくないから精神衛生上悪いし、2年目は受験勉強で缶詰状態になるので、今思えばメリットなんてあまりないように思えます。

もし学歴を変えたいなら、大学院に進学して学歴を変えるべきです。こっちのほうがはるかに倍率は低く、上位大学に進学しやすいです。

3.編入後は卒業までにとる単位が多すぎる


編入試験に合格しても、現在在籍している単位はすべて持っていけるわけではありません。

単位認定の上限が62単位で、卒業単位は124~134単位…
つまりは、卒業するまでに最低62単位以上とる必要があります。


上位大学の京大、阪大も単位認定はかなり厳しくしています。認定単位が40単位とかざらにあります。


他方で、私が知っているケースでは、専門学校から編入した学生で、卒業までに100単位取らなきゃ卒業できないという人もいました。


少なくとも、3年生は卒業するために授業漬けになるので、そこは覚悟する必要があります。

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4.4年生になると、もう就職活動


もうあっという間に大学生活が終盤に差し掛かります。


大学3年生の秋から、周りはソワソワし始め、4年生が始まる前にはインターンシップやら会社説明会やら、慌ただしくなります

やっと、新しい大学に入って馴染んできたのに、もう最終学年?もう就職活動?っていう感じです


就活でも、「学生時代、何か成し遂げたことはありますか?」→「編入です」くらいしか残らないかもしれません。

結局、自分の本当にやりたいことってなんだろうって考えます。


普通の学生なら、1年~3年生まで自由な時間があり、そこでいろんなことにチャレンジして、自分の進路をゆっくり決めていきます。

でも編入の場合、将来の自分を考える期間は大学4年生の1年間しかなくなっていまい、自分の可能性を試す機会が極端に狭まります

このように、1年1年こまかく考えていくと、ムダに消耗している感じがします。

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大学院まで進学するなら大学編入はオススメ



勉学に励む。

大学編入の勉強はそのまま大学院試験で使える


3年次編入の試験科目は、各分野の専門科目ですが、これは大学院入試でもほとんど変わりません。

もちろん、大学院入試は編入試験よりも難しくなりますが、編入試験で勉強したことはそのまま使えます!


私が大学院の修士課程を受験したときも、編入試験で使ったテキストを基礎固めとして使用しました。

結果として、編入試験で勉強したことは無駄にはならず、大学院入試でかなり役に立ちました

むしろ、これが研究者への第一歩だったと言えます。

余談ですが、私は大学院進学のため経済塾に通いました。


正直、普通の編入予備校の大学院コースから、東大・京大・一橋大の経済学研究科への進学は難しいです。

出題のレベルが違います。過去問を最低10年を回さないと太刀打ちできないし、編入試験のレベルとは比べ物になりませんでした(特に東大)。

そこで、私は「EMS」という経済塾に通いました。ちょろっとサイトを拝見したら、編入でも若干合格者を出しています。

当時の学費は、週2回指導を受けて、月8万円です。まあ、1回1万円のイメージで、コンサルをうけてるようなもんです。


だいたい、午後15時頃から、経済学の授業を受けたり、過去問を解いたりして、夜の21時くらいまで勉強していました。

出願前には、もちろん研究計画書の指導もしてくれました。


ここの塾に通う全員が東大の経済学研究科を目指して必死に勉強してました。


結局、私は東大に落ちてしまいましたが、ここでの学びは自分にとって一生ものだったと間違いなく言えます

見える景色が変わるのは大学院から


私は大学院への進学を強いるわけではないが、グローバルスタンダードは大学院卒です。

なぜ海外では大学院に進学するのかといったら人脈づくりです。
日本の場合でも、何だかんだ優秀な人とつながることができます。


私の場合は、友人に税理士・会計士が多く、その他大学教員の方と交わるコミュニティに参加しています。

そのため、普通に会社員になっていたら、絶対付き合えないような人とつながることができ、見える景色も変わりました

世界を切り開くのは自分次第


結局、大学編入後の進路をどう描いているかにもよります。

私は、基本的には進学した大学で4年間過ごし、それでも学歴が気になるなら大学院で変えたほうがよいと思っています。


その方が、今後の人生で付き合う人間がさらに変わってくるからです。


なので、大学4年間は何か熱中できること見つけて、何かに打ち込むことが圧倒的に有意義です

それに加えて、ブログを始めることをおススメします。自分が好きなことを自分の言葉で表現する、そこから様々なつながりが生まれます。

時は金なりです。この記事を見てくださる学生さんには、この一瞬一瞬を大事にしてもらいたいと願っています。

とし
とし

ではでは、引き続きよろしくねー!

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