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研究者は悲惨?【好きなことで生きる辛さ】

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こんにちは、とし(@tyoboryです。

ブログ更新34日目となります。

私がなりたいものの一つに「研究者」があります。むしろ、目指している仕事の中で一番近い職業がこれかもしれません。

本日、このようなツイートをしました。


子どもの将来なりたい職業で研究者がよく上がりますが、現実はかなり厳しいものです。

上記のツイートを深掘りします。


研究者までの道のり【大学卒業後からが本番】


よく研究者はすごい職業だとみられがちですが、これは表面ばかりみられていて、実際は気の遠くなるような道のりです。


理由は簡単で、大学の正職員(研究者)として採用されるくらいのときには、30代半ばで、下手したら40歳以上なんてざらにあります。

つまり、社会でいう正社員になれるのが、経験・実績を積んでだいたい35歳くらいになるって感じです。

はい、この時点でかなりの闇ですよね。普通なら、22歳で大学卒業して、会社に就職し、30代半ばならまあベテランになってきたなあ、くらいだと思います。

かたや、研究者を目指す場合、次のようなフローになります。

1.大学卒業(4年間)⇒ 22歳
2.大学院修了(修士課程2年間)⇒ 24歳
3.大学院修了(博士課程3年間)⇒ 27歳
4.ポスドク(博士号取得後のふらふら期間)⇒30歳くらい?
5.大学・シンクタンクに正規採用⇒30代


ざっくりこんな感じですが、このように進むのは本当に優秀な方だけです。

【悲報】大学院の博士課程は3年では、ほとんど終わりません


落合陽一先生みたいな方は本当に稀です。そしてめちゃくちゃ凄い。


たいてい、3番の博士号取得に相当時間がかかります。

というのは、学会で発表して、論文投稿して…という作業を繰り返しですが、やはり成果(アウトプット)を出さないといけないからです。


なお、先輩・友人共に博士課程だけで6年かかっておりました。事務室からも、「休学を使えば、最長10年いられますよ」と言われております。

いられるじゃねーよって話ですよね。

石の上にも3年をはるかに超えて、石の上にも10年って感じです。

なので、研究者になるってブログを3年続けるレベルではなくて、化石になってしまうくらい一生勉強かつ研究の世界。

だから、大学の教授をやっている人は本当に鬼継続ができて、何かしらの分野で成果を出せる人だと言えます。

研究者になるまでの間、どうやって生活する?


大学4年間でさえ私立ならば相当な学費がかかりますが、それに加えて大学院に最低5年以上通わなければなりません。


学費も時間もべらぼうにかかります。分かると思いますが、研究者を目指される人は親が学者など、非常に裕福な方がおおいです。

それ以外の場合は、日本学生支援機構の奨学金を借りたり、めっちゃアルバイトしたりが大半です。

また、日本学術振興会の特別研究員で国からお金を貰える人はいますが、かなり競争は激しいです(しかも国立向けで)。

それでいて、基本3年間で博士号を取得できないので、ほぼワープアまっしぐらです。

家庭教師、予備校、大学の非常勤授業で食いつないでいる人が本当に多いです。

もし、目指す方がいるならば、こういった現状ということを頭に入れていかないと、人生大変なことになります。

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研究者は好きなことをしているのに、逆に辛くなる



なぜかつらい。

成果が出せない【学会発表、論文投稿ができない】


一番ありがちですが、勉強はできるのに研究ができないというパターンです。


結局、学術の世界でもアウトプットが求められます。そして、自分の研究が社会的に意義のある研究か、常に問われます。

勉強が好きで頭がいい=論文が書ける、のはまた別次元の話です。

そして積み上げた論文を博士学位論文としてまとめる、これが研究者への道です。大学院に進んだはいいものの、これは逃げられようのないカルマです。

これを超えてこそ、研究者の道が開かれます。

ゲーマーの友人の事例からの教訓


私の友人はゲーマーで、ゲーム会社の企画職を希望していました。


でも結局諦めました。なぜでしょう。

本人いわく、ゲームが嫌いになりそうになったからだと言っていました。つまり、それで食っていこうとすると、それはビジネスになってしまうからです。

学術の世界も業績を積んで、それが客観的に評価されて、就職という形になります。勉強が好きでって…というのを通り越して、確実に成果が求められます。

好きは好きでいられないということです。

挫折した時のリスクが高すぎる


正直、研究者になれなかったら、無駄に歳をとるだけです。


特に、女の子は悲惨だと思います。大学院に進学するだけで、アラサー一歩手前まで来ます。

また、日本はいまだに新卒至上主義が根強いため、なかなか学部生が目指すようなところにはもう就職できません。職歴もほとんどないですし。

やっと最近、博士課程向けの就職あっせんサイトができたくらいです。

研究者の道は人生全てをかけて挑まないと、必ず損する人生ゲームです。

この人生ゲームに勝つため、私はブログを始めた


一番は決意表明であるということ。

そして、自分自身が研究者になったとき、ブログやツイッターで発信してきたことが、全て資産に変わるためです。

やはり、同じ目標の先にいる人で、かつ成功者の話が聞きたいと思います。ブログでもそうです。稼いでる人の話が聞きたいのです。

私は子どもの頃から、勉強が苦手です。大学受験も普通に落ちて、普通に浪人して、そして誰でも入れる通信制大学に入学しました。これが私の出発点です。

なので、記事を見てくださるみなさんも、「自分がなりたいもの」を目指して、一緒に頑張っていきましょう!

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