こんにちは、とし(tyobory)です。
ブログ更新53日目となります。
税理士試験について、独学で合格できる科目は何なのかって、勉強したことがある人なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
税理士受験生にとって、TACや大原などの予備校に通うのが一般的だと思います。
でも、落ちる人の方が多い試験の中で、受かるまで毎年予備校に通い続けるのって本当に金銭的にも、肉体的にも大変ですよね。
なので、税理士試験を独学でどこまで攻略できるのか、以前リサーチしました。
今回は、「ここまでなら、独学までいけるんじゃない」というのを、私の受験体験から記事をまとめていきます。
独学で税理士試験の合格が目指せる科目【受験体験より】
私の受験歴より考察
実際、色々調査して、受験した結果から考察します。
なので、略歴は次の通りです。
初年度:2013年5月勉強スタート | 第63回試験 国税徴収法×(C) |
2年目:2013年9月から予備校 |
2014年4月から大学院に進学 |
3年目:2015年1月から速習コース |
第65回試験 簿記論×(独学でD)、酒税法×(B) |
4年目:2016年~ 完全独学 |
2016年3月大学院に修了(税法免除の権利はある) |
5年目:2018年~ | 2018年4月~大学ドクターコースに入学、現在に至る |
このような感じです。私は現在、財務諸表論だけ科目合格しています。
初年度:2013年5月勉強スタート
私が税理士試験を始めて受験したのは、第63回(2013年度)試験です。
このとき選んだ科目は「国税徴収法」です。
「国税徴収法」を選んだ理由は、理論100%で勉強時間が一番少なかったからです。
また、改正がほとんどない科目なので、出題傾向は安定しているのも理由の一つでした。
対策方法は、TACの「国税徴収法」のレギュラーテキストをヤフオクで購入して勉強です。
初めての受験でしたが、単純に力不足でした。
あとは、暗記が条文ベースだったりと、単純につまらなかった部分もあります。
そのため、勉強のペースが思うように作れなかったのが敗因だったと思います。
単純に鍛錬が足りなかっただけです。本当にTACの理論マスターの丸暗記です。
あと、予備校のテキストを使うと換価と配当の計算問題が分かるようになるので、ヤフオクでのテキスト購入をおススメします。
なので、この科目は税法の中で一番独学できる科目だと思いました。
2年目:大学院進学と「簿記論」、「財務諸表論」
私は税理士試験の受験を決めたときから、大学院での税法免除を考えていたので、3つ同時並行で勉強していました。
正直言うと、「簿記論」と「財務諸表論」は2013年9月から大原に通いました。
受験した感想は、独学だと財表の理論がネックになるのかなと感じました。
一方、簿記論は簿記1級持ってたり、わりと独学向きなイメージです。
簿記論は日々の積み上げが重要なので、コツコツできる人がやはり強いです(私は途中から計算嫌いが発症したので、早目に捨てました)
以上まとめると、やはり会計2科目も独学で合格できると思います。
特に、会計人コースとか独学の人向けに問題作成していたりと、市販のテキストが十分に揃っている印象があります。
また、予備校のテキスト問題よりも、市販の個別計算・総合問題の方が若干難しいです。
過去問集もあり、会計科目はだいぶ揃っていて、ツイッターや5chなどで独学合格の報告を結構見かけましたので、独学でいけるんじゃないと思ってます。
3年目:簿記論は独学、酒税法はTACに通いました
なんだお前、全部予備校に通ってるんじゃないかと言われそうです。
言い訳すると、酒税法は、予備校通う前にヤフオクでテキストを購入して、勉強しました。何だかんだ、予備校に通ってしまいました。
まず、酒税法はほぼ満点勝負の試験です。
その人たちに太刀打ちして勝つのは結構しんどいです。
そして、予備校通って良かったと思ったのは、合格までの道を一直線で勉強できたことです。
酒の判定とか、2問間違えたらほぼアウトだし、これでもう1年は結構あります。
なので、酒税法は何度も言いますが、通うかWEB授業が間違いないです。
4年目、5年目は飛ばします。5年目の時に、大学院のドクター課程に進学しました。
はい、私は税法を試験勉強したくないので、ドクター三科目免除にいってしまいました…
まとめ:税法科目の中の軽量科目でこんな感じです
以上を総括すると、会計科目はイケそう、税法は「国税徴収法」のみだと考えます。
軽量科目として、「酒税法」を選びましたが、一発アウトが多くエグかったです。
その他、消費税法も考えられますが、改正論点が多いので、厄介な科目になりそうです。
法人税―事業税、所得税―住民税は強者多し、固定資産税は速記大会ですしね。
色々言われている通り、税法科目は通ったほうが圧倒的に効率がよさそうです。
やはり、予備校に通ったほうが、目に見えてライバルがいるので、やる気が出てきます。
独学でも税理士試験の合格可能性を高めるには
合格に近づく。
独学で一歩でも合格に近づくには
最終的には、過去問レベルの問題を解けるようにならないといけません。
これは税理士試験に限らず、大学受験でも資格試験でも同じことだと思います。
敵は誰なのか、正しく知るのに過去問分析は絶対大事です。
実際、私が財務諸表に合格したときも、最後の一か月は試験時間と同じ時間に過去問を解いていました。
ぶっちゃけ、最後の答練で上位70%(つまり下位30%)でしたが、それでも合格できたので、最後は諦めないことも大事です。
以下、税理士試験ではないですが、マインドについてまとめてありますのでご参考ください。
モチベーションを維持する
独学の場合、勉強を習慣化するのが一番難しいと思います。
予備校に通っていれば、いやでも行かなければならないし、やらざるを得ません。
また、曲りなりにでも勉強していれば、自然とリズムが徐々についてきます。
一方、独学は自分の意志に大きく左右されて、楽しいほうにどんどん流されちゃいますよね。
なので、一番は自分が逃げられない環境を生み出すのが大事だと思います。
方法としては、ツイッターやfacebookとかで宣言する
私はこのブログをやりつつ、税理士を目指していることを宣言しています。
必ず合格すると言いながら、最終的に合格できなかったら本当にダサいですよね。
他方で、ツイッター上で宣言することにより、同じ仲間の輪が出来上がってきます。
やはり、同じ目標を持った同士がいることは、孤独な受験生活の中では、とても心強いです。
なので、SNS上で宣言することは、意外とポジティブな面がたくさんあり、おススメです。
終わりに:試験勉強できる環境をどのように作るかが大事
いろいろ検索していて、どの科目も独学で合格している人はいます。たいてい、ヤフオクやメルカリで予備校のテキストを買って独学しています。
独学は勉強のリズムが一番大事だと思いますが、必ず受かると信じていきましょう。
私も、簿記論は何らかの形で合格しないといけないので、みんな一緒頑張りませんか。
以上となります。参考になった方は応援のほどよろしくお願いします!
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