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【大学編入】経済・経営学編入で使える参考書③【経営学】

こんにちは、とし(@tyobory)です。

先日のブログ記事で、大学編入で使えるマクロ・ミクロの参考書をご紹介しました。

今回は、「経営学」です。

経済学部・経営学部の大学編入で使える参考書は、下記記事をご参考頂けたら幸いです。$\\$

経済学部編入において、経営学を科目選択できる大学があります。

今回は、経済学部編入でオススメ参考書第3弾と評して、経営学の参考書をご紹介したいとおもいます。

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大学編入で使える経営学の参考書

経営学こそ新書を読む。

予備校のカリキュラムから経営学の出題範囲を探る

あるCゼミナールのカリキュラムを見ていきます。

過去問題から逆算してテキストが作られていますので、経営学を学習していく上で一つの指針となります。

1学期

  • 科学的管理法
  • ホーソン実験
  • 欲求5段階・動機付け理論
  • 祖織の一般原則
  • 官僚制組織
  • 組織形態
  • 規模の経済、範囲の経済
  • 製品ライフサイクル
  • 経験曲線
  • 競争戦略論(5F、RBA)

夏期講習

  • 株式会社論
  • 日本的企業論
  • コーポレート・ガバナンス
  • 企業の社会的責任
  • マーケティング論

2学期

  • リーダーシップ論
  • 近代組織論
  • コンティンジェンシー理論
  • イノベーション論
  • ケーススタディ

 

経営学の分野は、大きく経営管理論・経営組織論・経営戦略論・企業論の4つに分けることができます。

それぞれの分野はすでに学問体系として成り立っており、そのすべてを勉強することは難しいです。

なので、各分野で核となる理論があるので、それをメインに予備校では勉強しています。正直、参考書とか買わなくても、上記の項目をググれば必要な知識は手に入ります。

お金を掛けたくない!って人は、上記のキーワード検索をおすすめします。

参考書を勧める前に

経営学の出題パターンは、知識型とケーススタディ(問題解決型)です。

上位大学になればなるほど、ケーススタディの論述式が増える傾向にあります。

・知識型問題:「知っている」か「知っていない」の問題になる。結論、理論は暗記

・問題解決型:小論文に近いイメージで、経営学の理論を使って本論を展開し、解決策を提示

知識問題は「覚えろ!以上」ですが、ケーススタディは何が問題かをしっかりテーマ設定して、論じていく力が必要になります。

特に、企業経営は時代に合わせて変化し、経営学のケーススタディもアップデートされます。

なので、できれば経営学に関する新書を読み、今の成長企業がどのような戦略をとっているのかを把握することも大事です。

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【大学編入】経営学のオススメ参考書【基礎・標準】

(独断と偏見)持ってると便利な経営学の参考書編

私自身の独断と偏見で、持っていると便利なテキストは産業能率大学が出版している経営学の本です。

私自身、産能大に関わる機会があり、テキストを頂きましたが、経営学を試験で使うなら持っていて損はない専門書だと思いました。

産業能率大学は通信制の大学で、基本的に独学でレポートを作成することを想定してます。テキストは、かなり読みやすく書かれていて、基礎から応用知識まで幅広く押さえられる内容になってます。

若干分厚いですが、この3冊をベースに過去問を行き来たりすれば、最新の理論が出題されない限り、ほぼ対応できると思います。

以下からは、編入試験で使われるオーソドックスな参考書のご紹介になります

経営学の参考書【基礎・標準】

経営学に関しては、経済学のようにレベル分けする参考書はそこまでありません。

ベースは次の3冊となります。

基礎:「経営学のキーコンセプト
基礎:「経営学 Vテキスト
標準:「テキスト経営学
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経営学について、知識問題とケーススタディが出題されます。

井原先生の『経営学入門キーコンセプト』は、経営学の各単元について、見開き2ページで説明されていて、汎用性も高く、一冊購入するならこれです。ただし、演習問題は一切ありません。

テキスト経営学』も井原先生が書いた本で、定番中の定番です。

その他に、公務員用のテキストでTACの『Vテキスト 経営学』はコンパクトに知識がまとめられているので、基礎固めにはおススメです。

経営学のオススメ参考書【中級】

経営学について、上記のテキストで知識的には困ることはないです。

次に紹介する本は、各分野をもう少し深掘りしたいときの参考書・新書になります。

文庫本なら日経文庫の経営学がオススメです。各分野そろっているのと、Amazonなら安く購入できます。内容もしっかりしているので、日経文庫だけでも十分です。

稲葉先生他の『経営組織』は、理論とケーススタディがバランスよく盛り込まれていて、事例をもとに学びやすい点が魅力的です。

日本総合研究所の『経営戦略の基本』は、経営戦略理論のベース理論を丁寧に学ぶことができ、基礎・標準の参考書より深掘りして学ぶことができます。

最後に、三谷先生の『経営戦略全史』です。この本の良さは、経営戦略100年の発展について、社会的背景のストーリーに基づき学ぶことができます。

やはり、経営学の用語だけだとイメージがつきにくいですが、ストーリー・イラストともに付随されているので、経営戦略本のインプットには最適です。

経営学系のビジネス書籍

最後に経営学系のビジネス書籍のご紹介となります

少しでも経営学に関心を持っていただけたら幸いです。

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小倉昌男さんはヤマト運輸の創業者で、個人宅急便市場により全国に配送網を敷いた最初の人物です。

その経営記録が『経営学』に記され、ある問題に対してどのように考えて、どう経営戦略を練ったのか、そして企業のあり方、経営哲学について教えてくれる1冊です。

入山先生の本は、いま私たちが学んでる経営学がすでに古く、アメリカの経営学は科学的かつ実証的で、「経営」を「学問」として突き詰めている過程に知的好奇心を掻き立てられます。

南先生の『人事こそ最強の経営戦略』は、グローバル人事、いわゆるHR(ヒューマン・リソース)分野の人事戦略について学べる1冊です。

最後に、中級編でもでてきた三谷先生の『経営戦略全史』のマンガ版です。マンガだからと言って侮ると、かえって後悔します。ぜひ一読あれ。

終わりに:経営学は生きた学問である

経営学は生きた学問であり、ケーススタディも時代とともに変化していきます。

編入試験では、一応試験のため、大半が知識問題で片付けられるものです。

他方で、神戸大学経営学部の小論文など、事例ベースに問題が出題されています。

もし、最上位校を目指すならば、「経営学」という学問を本質的に学んでいきましょう!

そして、教授陣の知的好奇心を満たすような解答を作ることこそが、特に経営学部を受験する学生に求められている能力なので、日々鍛錬を積んでいきましょう!

ネット上に落ちている編入の情報を駆使して、合格を勝ち取っていきましょう!

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以上となります。参考になった方は応援もよろしくお願いします!

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